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YDNコンバージョン測定機能の刷新

こんにちは、リスティング広告運用担当の山本です。

YDNのコンバージョン測定機能が変わりましたね。
これは、リスティング担当者にとってはいいニュースですね。

何が変わるの?

1つは、Cookie情報に加えて、Yahoo!へのログイン情報も測定に利用されるようになったこと。
これによって、スマホで検索してPCで登録・購入、というユーザーのコンバージョンが計測できるようになります。コンバージョンまでに長い時間の検討を要する商材を扱っている場合はありがたいですね。
今や、複数の端末を使い分けることはめずらしくもありませんもんね。Yahoo!にログインしっぱなし、という人も多いので測定の正確性が上がりますね。

もう1つの変更は、コンバージョン測定の計測期間が任意に設定できるようになること。
これまでは30日以内でしたが、7日~90日の間で設定できるようになります。
これも、正確な計測をするためにはありがたい仕様変更ですね。
比較的検討期間の短いサービスの場合、クリックから30日後に問い合わせがあったとしても、そのコンバージョンはクリックとは無関係である可能性が高いですよね。
逆に、マンションを買うとか老人ホームへの入居を決めるとかいった場合は検討開始から申し込みまでに数か月かかることがふつうですので、長めに計測期間を設定できるのはいいですね。

カウント方法は変わる?

Yahoo!からの発表は今のところないのですが、「コンバージョンのカウント方法」が変わるかどうかという点が個人的には非常に気になります。

一人のユーザーが複数コンバージョンしたときに、複数回カウントするか、それともはじめの1回しかカウントしないかという設定です。
これはけっこう重要です。
たとえばECサイトであれば同じ商品を1人が10回買おうが、10人が1回ずつ買おうが、売上は同じです。この場合は複数回カウントしても問題ありません。
ですが会員登録をゴールに設定している場合、重要なのは「コンバージョンした回数」ではなく「コンバージョン人数」です。この場合ははじめの1回以外はカウントしないほうがよいでしょう。

Google AdwordsやYahoo!スポンサードサーチではコンバージョンのカウント方法を設定することができるのですが、現在、YDNでは設定できないんですよね。
管理画面にもレポートにも総コンバージョン数しか表示されないので、実質的なコンバージョン数がなかなかつかめません。Googleアナリティクスなどの解析ツールを見る必要があります。

今回の変更でYDNもコンバージョンのカウント方法を変更できるようになるのか……。
変更されるとの発表はないので見込みは低いかもしれませんが、ひそかに期待しております。

地域別レポート見てますか?

こんにちは、リスティング広告運用担当の山本です。

マス広告と比べて、リスティング広告には「地域を細かく指定して配信できる」というメリットがあります。
全国展開していないビジネス、地域ごとに集客に差をつけたいビジネスにとってはありがたいですよね。

でも、「はじめに地域の設定をしたっきりそのまんま……」なんてことになっていませんか?
地域別にレポートを見て調整することで成果の改善につなげましょう!

詳細な配信地域の確認方法

◆ Google Adwordsの場合
確認したいキャンペーンを選び、[詳細分析] で [表示: ユーザーの所在地]を選択(この違いは後ほど説明します)。
あとは [表示項目] で表示したい項目を選択します。
デフォルトでは [都市部] なんて項目もありますが、これは日本国内だと何も表示されません。
アメリカへの配信だと、ここに「シカゴ」とか「ロサンゼルス」とかの大きな都市が表示されます。

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◆ Yahoo!スポンサードサーチの場合
[レポート]タブから、[新規レポートを作成] で [レポートの種類] を「地域別レポート」にします。
都道府県別のレポートが作成できます。必要に応じて、[表示切替] で「市・区・群」を選びましょう。

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設定していない地域で表示されているときは

「配信地域設定を大阪にしているのに東京にも配信されている!」
なんてことがあるかもしれません。
「Googleのバグ!?」とあわてる前に、キャンペーンの設定を確認しましょう。

[ターゲット地域の詳細設定] が
「ターゲット地域にいるユーザー、ターゲット地域に関する情報を検索しているユーザー、またはターゲット地域に関心を示しているユーザー」
になっているのが原因かと思います。
つまり「東京にいて大阪のことを調べているユーザー」に配信されているわけです。

この場合、ビジネス形態によって対応は異なります。

たとえば大阪のビジネスホテルであれば、「東京にいて大阪のことを調べているユーザー」は有力な見込み客です。
何の問題もないので、設定を変える必要はありません。

でも大阪の美容院であれば、「東京にいて大阪のことを調べているユーザー」には広告を配信しないほうがいいでしょう。
東京から大阪まで髪を切ってもらいにくる人はほとんどいませんからね。
この場合は [ターゲット地域の詳細設定] を 「ターゲット地域にいるユーザー」に変更したほうがいいでしょう。


成果の悪い地域が見つかったら

ビジネスによっては、地域によってコンバージョンのしやすさが異なると思います。
たとえばマンションは都市部に多いので、マンション販売は都市部でコンバージョンしやすい傾向があります。逆に地方のほうが一戸建てを探している率は高くなります。

全国展開のECショップだと地域差はあまり関係なさそうですが、「北海道と沖縄だけは送料が高い」設定にしていると北海道と沖縄のユーザーはコンバージョン率が悪くなるかもしれません。

これはあくまで仮説ですので、実際にレポートを見て地域別のCPCやコンバージョン率を確認することが重要です。
他と比べて成果の良くない地域があれば、
・ 入札比率を下げる/止める
・ キャンペーンを分けてその地域に特化した広告文をつくる
・ キャンペーンを分けてその地域に特化したLPを見せる

といった対応をおこなって、他の地域の足を引っ張るのを防ぎましょう。


広告の目的を考えよう

地域による配信の調整については、これといった正解はありません。
宣伝するサービスの内容によって変わります。

地域に関係なくコンバージョンを増やすことが求められるサービスもありますし、
「CPAが高くなってもいいから東京のコンバージョンを増やしてほしい!」というサービスもあるでしょう。

配信の目的をクライアントにしっかり確認して、最適な地域設定をおこないましょう。

ユーザーリスト除外のさまざまな使い方

こんにちは、リスティング広告運用担当の山本です。

ユーザーリストの除外、使っていますでしょうか?
Google Adwordsは以前から設定できますし、Yahoo!スポンサードサーチでも、最近キャンペーン単位で設定できるようになりましたよね(ただ除外しても配信されてるような気がするんですが……。まあそこはそのうち改善してくれると信じています)。
「コンバージョンしたユーザーを除外する」というのが基本的な使い方ですが、それ以外にもさまざまな使い方ができますよ~。

1.コンバージョンしたユーザーを除外

いちばんオーソドックスな使い方ですよね。
会員登録が目的の場合、一度登録した人に配信しても仕方ありませんよね。
このような場合は「コンバージョンしたユーザー」というリストを作っておき(Adwordsの場合はコンバージョンを設定しておけば自動的に作成されます)、除外しましょう。

ECサイトの場合は、商材にもよりますが、「会員登録したユーザー」「購入したことのあるユーザー」は優良ターゲットになる可能性が高いので、除外しない場合もあります。
ただし、「初回送料無料」みたいなキャンペーンの場合は、コンバージョンしたことのあるユーザーに見せてもマイナスになるだけなので、部分的に除外することも必要です。

2.特定のページに来たユーザーを除外

「フォームの入力完了ページに来たユーザーを除外」とすることが多いですが、それ以外にも除外すべきページはあるかもしれません。
たとえば、ログイン機能を持っているサイトの場合は、「ログイン状態のページを見た人」=「会員登録したことのあるユーザー」とみなせます。ここも除外しておけば、会員登録後にCookieを削除した人も除外できますので、より確実です。

それから、運営会社の採用情報ページやIR(投資家情報)のページ。
こういったページを見ている人はサイトを訪問している目的が一般のユーザーとは異なりますので、除外したほうがいいかもしれません。

また、サービスが複数ある場合も要注意です。
たとえば求人サイトで新卒向けと既卒向けでページが分かれている場合、新卒向け広告キャンペーンからは「既卒向けページを訪問したユーザー」を除外したほうが成果が良くなるかもしれません。
「個人向け」と「法人向け」の両方のサービスを扱っている場合も、除外を入れて適切なターゲットに配信することを検討したほうがよいでしょう。

3.ユーザーの閲覧ページに応じて訴求を変更

「LPを見たけど登録しなかった人」に対してもう一度同じLPを見せても、コンバージョンする可能性は低いのではないでしょうか。
この場合、「LPを見たことのある人」を除外してみるのもひとつの手です。このグループの広告は、「まだLPを見たことのない人」だけに配信されることになります。
そしてRLSAで「LPを見たことのある人」だけに配信する広告グループを作り、こちらの広告はトップページなど、LP以外のページをリンク先として設定します。

ユーザーが過去にとった行動に応じてLPを出しわけることで、コンバージョン率が改善することがあります。


まとめ

いかがでしたでしょうか。「コンバージョンしたユーザーを除外する」だけがユーザーリスト除外の使い方だけではありません。
他にも有効な使い方があると思いますので、今回の記事を参考に考えてみてください。

YDN 動画広告を配信しよう

こんにちは、リスティング広告運用担当の山本です。

YDNでも動画広告がはじまりましたね。Googleは以前からYouTube広告をやっていたので、「Yahoo!も早くやってほしい!」と願っていた方も多いのではないでしょうか。
そんなYDN 動画広告を配信してみました。

1.YDN動画広告の概要

● Yahoo! JAPANアプリトップに配信が可能。
YouTubeを視聴しないけどYahoo!は見る、という層にアプローチできるのはいいですね。

● 10秒以上視聴された配信のみ課金(10秒未満の動画の場合は最後まで再生された場合に課金)
短時間で離脱した場合は料金が発生しません。

● ターゲティングも可能
アプリトップにしか配信されないので、当然ながらサイトカテゴリやプレイスメントターゲットは設定できません。地域や年齢でのセグメントはもちろん、リターゲティング、サーチターゲティング、インタレストカテゴリなども設定可能です。

● 料金は再生回数課金
YDN動画広告は再生(10秒以上)回数課金です。再生1,000回あたりの入札金額を1,000~5,0000円で設定できます。
また、キャンペーンの日額予算は入札価格以上にする必要がありますので、動画キャンペーンの日別予算は最低でも1,000円以上にしないといけません。

● その他仕様

項目 仕様 備考
動画フォーマット
(拡張子)
.mp4
音声コーデック AAC LC
動画コーデック H.264 ※プログレッシブスキャン
(インターレース不可)
コンテナタイプ MP4
メージャーブランド
(ftyp)
mp42、M4V
アスペクト比 16:9
ピクセルサイズ 640×360ピクセル 広告配信時に
トリミングはしない
最小映像ビットレート
(推奨値)
1Mbps以上
最小音声ビットレート
(推奨値)
128kbps以上
最大フレームレート 最大30fps
再生時間 最小5秒~最大60秒
最大ファイルサイズ 最大30MB
音声 音声有り、音声無し
どちらも可能
最大ボリューム
(db)
-3dB以下
moovatom位置指定 ファイル先頭


2.YDN動画広告で効果を出す動画

● スマホに最適化しましょう
スマホにしか配信されないので、スマホに最適化する必要があります。細かい文字などがあると、スマホだと読めない可能性があります。

● 視覚情報だけで伝わるように
YouTubeを視聴するユーザーは音を聴いていることがほとんどだと思いますが、Yahoo!アプリを開くときは音を再生しない設定にしているユーザーも多いです。音声に頼ったPR動画だと、ユーザーに伝わらない可能性があります。字幕をつけるなど、視覚的にアピールできるようにしましょう。

● 重要な情報は前半に持ってくる
10秒再生されると料金が発生するので、開始10秒以内が勝負です。「10秒以上見ないと何が言いたいのかわからない」動画だと、ターゲット以外に再生だけされてしまって余計な広告費につながってしまいます。


3.その他の設定
動画広告で設定できるのは動画だけではありません。サムネイル画像、テキスト広告文、ロゴ、主体者表記なども同時に入稿できます。また、動画をクリックしたときのリンク先URLも設定します。
動画まわりのパーツが充実しているのがいいですね。動画ですべてを伝えなくても、「詳しくはこちら」とWEBサイトに誘導することで高い成果が発揮できるかもしれません。

4.まとめ
まだはじまって間もない広告メニューですので、早めにスタートして競合に差をつけることができるかもしれません。
GoogleのYouTube広告とはユーザー層や仕様が異なりますので、Googleの広告をそのまま移行するのではなく、Yahoo! JAPANに適した戦略を考えることが成功への近道かもしれませんね。

少なく作って増やすか、多く作って減らすか

こんにちは、リスティング広告運用担当の山本です。

この前、べつの会社のリスティング担当者と話していて
「アカウント作るとき、ざっくり作る派? それとも詳細に作る派?」
という話になりました。

長く運用している人ならわかると思いますが、リスティングの運用に関しては「当初の想定通り」になることはまずありません。
運用している中で、
「このキーワードも必要だ」
「このターゲティングはコンバージョンにつながらないから止めよう」
「これとこれは別の広告グループに分けたほうがいい」
「除外キーワードを追加しよう」
など、さまざまな改善ポイントが見つかります。
そのたびに手を入れ、数か月も経つと当初のアカウント構成とはまったく違ったものになっている、ということがよくあるのではないでしょうか。

それを見越して
「どうせ修正していくんだから、はじめは広告グループもキーワードも少なく作っておいて後から追加しよう。まずは部分一致でどんどんキーワードを拾っていこう」
という人もいれば、
「はじめから広告グループもキーワードも細かく作っておいて、後から統合・削除していこう。絞り込み部分一致やフレーズ一致を中心にして、無駄なコストを抑えよう」
という人もいます。

どっちがいいのでしょうか?

それぞれのメリット・デメリット

結論から言うと、どちらが正しいということはありません。
それぞれに一長一短があります。

【まずは少なく作る派のメリット】
・アカウントの新規作成がかんたん
・思いもよらなかったキーワードを部分一致で拾いやすい
・はじめからCV数を増やしたいときにおすすめ

【まずは多く作る派のメリット】
・想定外のキーワードで表示されにくいので無駄なコストを抑えやすい
・アカウント構成が汚くなりにくく、後々の管理がしやすい
・はじめからCPAを低く抑えたいときにおすすめ

だいたいこんな感じでしょうか。
どちらのほうがよいかはケースバイケースだと思います。
運用する人数、力量、メンテナンスに割ける時間、クライアントの意向などいろんな事情によって変わると思います。

ただ、個人的には「まずは詳細に作って、徐々に減らしていく」方法をとることが多いです。

なぜ詳細に作るのか

1.CPAが最優先であることが多い
通常、クライアントは「予算とコンバージョンが思ったよりも少なかった」ことよりも「CPAが思ったよりも高かった」ことのほうを嫌います。
まずは「CPAが高騰しないこと」を最優先で運用するべきです。キーワードを拡張していくのはその後でいいでしょう。

2.増やすより減らすほうが楽
単純に、広告グループやキーワードや広告を、増やすよりも減らすほうが楽だからです。
アカウントを新規作成するときはある程度の時間をかけるでしょうが、運用が始まってからはメンテナンスにまとまった時間がとれるとはかぎりません。
はじめは苦労してでも、運用時に楽になる構成のほうがいいでしょう。

3.アカウントが整理される
ふつう、アカウントは配信開始したときがいちばんきれいで、だんだんと散らかってきますよね。エントロピーの増大ってやつです。
特に後から追加をくりかえしていると、アカウントの構成が乱雑になりがちです。特にGoogleとYahoo!の両方で広告運用をしていると、「GoogleにはあるのにYahoo!にはない」というキーワードが生じたりします。また、どのグループにどの除外キーワードが入っているかわからなくなったりします。
整然とした状態を少しでも長く保つために、なるべく最初に構成をしっかりと組んでおいたほうがいいです。

まとめ

正解がないだけに、なかなか答えの出ない問題だとは思います。
ただ、このキャンペーンのターゲット地域はどこか、この広告グループにどういうキーワードとどんな除外キーワードが入っているか、といったことが頭に入っていなければ、成果を出す運用はできません。

常に「アカウントの構成をきれいにしよう」という意識をもっておくようにしましょう。

GoogleからYahoo!にアカウントをコピーする

こんにちは、リスティング広告運用担当の山本です。

リスティングといえば大きくGoogleとYahoo!がありますけど、それぞれ微妙に仕様が異なりますよね。
使える設定に差があったり、同じ機能なのにGoogleとYahoo!で違う名前だったり……。

Google  拡張テキスト広告
Yahoo!  拡大テキスト広告

Google  ユーザーリスト
Yahoo!  ターゲットリスト

Google  リマーケティング
Yahoo!  リターゲティング

Google  サイトリンク
Yahoo!  クイックリンク

Google  コールアウト
Yahoo!  テキスト補足オプション

Google  エンハンストキャンペーン
Yahoo!  ユニファイドキャンペーン

上は一例ですが、ほぼ同じ機能なのに名前がそれぞれ異なります。
ややこしいですよね。「頼むから統一してほしい!」というのが日本中のリスティング運営者の願いでしょう……。

それはそうと、キャンペーンや広告グループを作成するとき、GoogleとYahoo!で別々に作っていませんか?
Googleで作成したキャンペーンを、ほぼそのままYahoo! に移行できるんですよー!


手順はかんたん

1.Google でキャンペーン・広告グループ・キーワード・広告文を作成する。
2.作成したデータをエクスポート または EditorでコピーしてExcelに貼り付け。
3.そのデータをCSV形式で保存して、Yahoo!のキャンペーンエディターにインポート。

これだけ!
CSVデータのタイトル(英語)も変更する必要がありません。Yahoo!キャンペーンエディター側で勝手に日本語に変換してくれます。
これで、キャンペーン、広告グループ、キーワード、除外キーワード、広告(広告文、最終ページURL、パス)など、基本的な情報はインポートできます。

ただ、注意点もいくつか。


■広告名が必要

Googleには広告名がありませんが、Yahoo!では必須ですよね。インポート前に、「広告名」という列を作成して、同一グループ内で重複しない名前をつけてやる必要があります。

■使える記号が異なる
たとえばGoogleだと使える[ <>≪≫/ ]といった記号が、Yahoo!では使えません。
逆に、Googleではタイトルに「!」は使えませんが、Yahoo!では使用可能です。
このへんのルールが異なりますので、インポート前に変換してやる必要があります。
詳しくは以下のリンクを参照してください。

スポンサードサーチ「1-1. 入稿規定」
(https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=1663 )

Adwords「編集基準と表現」
(https://support.google.com/adwordspolicy/answer/6021546?hl=ja )


■インポートできないデータもある

地域、除外地域、時間帯、広告表示オプション、キャンペーン除外キーワードリスト、広告カスタマイザなどはそのまま移行することはできません。
特に地域設定を忘れて動かすととんでもないことになりますので、インポートしたキャンペーンは、動かす前に必ずチェックをしましょう。
また、キャンペーンの設定の一部(広告掲載方式の指定など)もそのままインポートできないため、注意が必要です。


■計測用のパラメータも忘れないで

トラッキング用のパラメータを付けている場合は、これも変更が必要になると思います。
間違えてもすぐに影響の出るものではありませんが、正確な計測ができなくなりますので注意しましょう。

今後の運用も楽になる

この方法だとかんたんにキャンペーンを移行することができますし、GoogleとYahoo!のキャンペーン構成がまったく同じになるので、今後の運用も楽になります。

どこにどのキーワードが入っているかも把握しやすくなりますし、キーワードを追加する際も、キャンペーン名やグループ名が同じだとスムーズにインポートできます。

GoogleとYahoo! で配信の目的を変えるような場合を除き、同じ構成にしておいたほうが管理の手間も省けておすすめです。

サイト移転時のリスティングの設定

こんにちは、リスティング広告運用担当の山本です。

・運用しているサイトがドメイン移転する
・LPを新しくしたので今後はそちらに変える

こんなときは、リスティング広告も変更する必要があります。
その際、気を付けないといけないことを書いておきます。

URL変更はここに注意!

URLが変わるときは、広告の修正をすることになります。
旧URLから新URLに自動リダイレクトさせるとしても、やはり広告は必要です。Adwords広告掲載のポリシーでは「不適切なリンク先」として「最終ページ URL からのリダイレクトが別のドメインにユーザーを誘導する」を挙げていますし( https://support.google.com/adwordspolicy/answer/6368661?hl=ja )、表示URLと実際の表示ページが異なるのは管理する側にとってもわかりにくくて不便です。

URLを変更しないといけないのはテキスト広告だけとは限りません。
こんなところにもURLを設定している場合があります。

□動的検索広告(DSA)で設定しているウェブサイト
□ディスプレイ広告、レスポンシブ広告、動画広告などのテキスト広告以外の広告種類
□広告表示オプションのサイトリンク(Yahoo!はクイックリンク)
□動的リマーケティング広告、ショッピング広告などを使用している場合はデータフィード

すべて変更したつもりでも、これらの修正は忘れられがちです。
サイト移転後に運用成果が悪くなったときは、もう一度このあたりも見直してください。

さらにリマーケティングをしている場合は、ユーザーリスト(Yahoo!はターゲットリスト)の設定変更も必要になるかもしれませんね。
ここを忘れていても急激に数字が悪化するわけではないので、意外と気づきにくい場所です。
ちょっとずつユーザーリストが減っていき、気づいてあわてて修正してもすぐには回復してくれません。必ず確認しましょう。

また、広告運用者が解析の担当をしているケースも多いと思います。
こうした場合は、タグマネージャーの設定、Google Analyticsの設定、Google Search Consoleの設定なども変更する必要があります。

URL変更の段取り

ドメインの移転に関しては、
A) 移転と同時に古いサイトは消滅
B) 移転しても古いサイトはしばらく残す
という2つのケースがあると思います。

よほどのことがないかぎり、ふつうはBの方法をとるのではないでしょうか。
(SEOのことを考えると古いサイトは早く消したほうがよいかもしれませんが、それでも数日は残すのではないでしょうか)

その場合、URLを一気に旧→新に変えてしまうのではなく、

新しいURLの広告を作成

新旧両方とも動かす

新しいURLの広告が問題なく動いていることを確認

古いほうを停止(削除ではなく)

という手順をとることを推奨します。
いっぺんに変えてしまうと、手間は省けますが、
「新しい広告に審査が入った場合、広告が完全に停止している期間が生じる」
「変更前と変更後の成果を比べるのが難しい」
「極端に悪化した場合でも元に戻すことができない」
というデメリットがあります。
多少面倒でも、運用の成果を維持することを考えるなら、なるべくダメージの少ない方法を選びましょう。

スケジュールの設定

ドメインの移転をする場合は、やらなくてはならないことがたくさんあります。
早めに設定できればいいのですが、たいていの場合は「〇日から〇日の間にすべてを終わらせないといけない」というタイトな日程になります。
そのため、スケジュールを書きだしておくことが重要です。

また、広告の審査が入る可能性があることにも注意しなくてはいけません。
Yahoo!の場合は最長で3営業日、Googleは長くて1営業日程度とされていますが、業種によってはもっと時間がかかることもあるようです。
長くて3営業日ぐらいは見ておいて、なるべく運用にダメージを与えることのないスケジュールを立てましょう。

Adwords「完全一致」が変わります

こんにちは、リスティング広告運用担当の山本です。

Google Adwordsの「完全一致」の配信対象が増えるそうです。
(Google Inside AdWords 「Close variants now connects more people with what they’re looking for」より。英語の記事です)

https://adwords.googleblog.com/2017/03/close-variants-now-connects-more-people.html

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いったい何が変わるの?

【 前置詞や接続詞の有無を無視 】
意味が変わらなければ、前置詞(in、to)、接続詞(for、but)、冠詞(a、the)のあるなしに関わらずクエリを拾うようになるそうです。
英語なのでわかりにくいですが、日本語だと「北海道 公園」と「北海道の公園」が同じものとして扱われるということのようです。

【 異なる順序で同じ意味になる場合 】
こちらのほうが影響の大きい変更ですね。
語順が変わる検索クエリで配信しようと思ったら、これまではそれぞれの完全一致キーワードを登録する必要がありました。
たとえば「ランニング シューズ」と「シューズ ランニング」のように。
ですが、意味が同じであれば、どちらか一方を完全一致で登録しておけば、両方に配信されるようになります。
ただし「サンフランシスコからニューヨーク」と「ニューヨークからサンフランシスコ」のように意味が変わってしまう場合は、語順違いでも配信されないとのことです。

【 フレーズ一致は? 】
部分一致はもともと語順違いや前置詞の有無を無視していたので、今回の変更による影響はありませんね。
フレーズ一致については、今回のアップデートに含まれないそうです(「ランニング シューズ」と「シューズ ランニング」が別のものとして扱われる)。


いつから変わるの? Yahoo! は?

「over the coming months(今後数か月にわたって)」変更してゆく、と書かれているだけで具体的な時期は明言されていません。
いつ変わってもいいように、早めに対応しておいたほうがいいでしょうね。

またYahoo!スポンサードサーチに関しては、今のところはそういった情報は出ていません。
ただ今までもGoogleの変更に合わせることが多かったので、同様の変更をおこなう可能性は十分にありますね。

変更の影響は? 具体的に何をしたらいいの?

Googleの事前テストでは、この変更により完全一致のクリック数が平均で3%増加したそうです。
完全一致でのクリックの割合の多いアカウントは、予算に気を付ける必要があるかもしれませんね。
もともと語順違いを登録していた場合や、部分一致で似たキーワードを拾っていた場合は、それほど変わらないでしょうね。

キーワード数を減らすことができるので、基本的には運営者の負担が減って歓迎すべき変更ですね。

ただし、注意も必要です。
Googleの説明では「意味が変わらない場合のみ拡張する」ということになっていますが、機械的にやることなので、ひょっとすると広告主の望まないクエリで表示されるようになるかもしれません。
こまめに検索クエリを確認して、不適切なクエリを見つけたら除外などで対応するようにしましょう。

拡張(拡大)テキスト広告)やっていますか?

こんにちは、リスティング広告運用担当の山本です。

Google、Yahooとも、拡張テキスト広告が標準の掲載フォーマットになりましたね。
(正確にはYahooの名前は「拡大テキスト広告」。いつものことながら微妙に名前がちがうのはややこしいからやめてほしい……)

以前の「タイトル15文字、説明文19文字×2」の広告は入稿できなくなり、
「タイトル15文字×2、説明文40文字」が標準となりました(全角文字でのカウント)。

古いタイプの広告文は入稿できなくなりましたが、まだけっこう見ます。
変える時間がないんでしょうか。
古いタイプも一応表示はされますが、やはり拡張テキスト広告のほうがクリック率が高いのがふつう。
まだ変えていない広告主さんは、1日も早く変更しましょう!

そして、ただ文字数を増やすだけではもったいない。
せっかくですから、成果を高めるための拡張テキスト広告を入稿しましょう。

実際に表示されている画面を見たほうがわかりやすいですね。この画像の、上が拡張テキスト広告、下が古いタイプの広告です。

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ぱっと見てわかるぐらい、情報量がぜんぜん違いますね。
まず目が行くのはタイトルですが、上はタイトルに
・サービス(水漏れ修理)
・地域(大阪)
・金額(1900円~)
・権威(水道局指定業者)
・強み(即訪問)

など、ユーザーに訴求するポイントがたくさん詰め込まれています。
これ、いい広告文ですねえ。

さらに、拡張テキスト広告はURLの後ろに「パス」と呼ばれるテキストが追加できます。
「/出張見積り無料/最短30分で到着/」の部分ですね。
「後から高すぎる料金を請求されたらどうしよう」「1分でも早く来てほしい」と考えているユーザーの不安を払拭してくれますね。

あとこれは拡張テキスト広告とは別ですが、広告表示オプションの
・コールアウト(「各種カード対応」の部分)
・価格表示オプション(「トイレの水が流れない 最低\1,900」の部分)
も設定されていますので、すごく目立ちますよね。

きっとクリック率も高いでしょう。これはほんと理想的な広告だと思います。


情報を増やすことの2つのメリット

拡張テキスト広告は、情報量を多く持たせることができます。
これによるメリットは2つです。

1.クリック率を高められる

文字数が多ければ、自社の強みやユーザーの不安を払拭するフレーズなどをたくさん書けますからね。
競合の広告や、自然検索のタイトルよりも目立つことになり、クリック率が高まります。
クリック率が高まれば、当然コンバージョンは増えますし、広告の品質が高まりコストの削減にもつながります。

2.無駄なクリックを抑えられる

これも重要です。
たとえば高級オーダースーツを扱う店舗の場合、広告文の中に「既製品では味わえないフィット感」「1着50,000円~」といったフレーズを入れておけば、安い既製品のスーツを買いたい人はクリックを避けてくれるでしょう。
無駄なクリックを減らすことができれば、コンバージョン単価は必ず改善します。

拡張テキスト広告は、クリック前にユーザーに与える情報量が多いので、古いタイプの広告よりも良い結果につながりやすいでしょう。

ただ、いくら表示できる文字数が増えたからといって、
「これまで説明文に書いていたことをタイトルに持ってくるだけ」ではダメです。

「ユーザーがメリットに感じるポイントを多く入れる」
「顧客になりえないユーザーがクリックを避けるようなフレーズを入れる」
ことを意識して広告文を作ることが、拡張テキスト広告を最大限に活かすことにつながります。

除外プレースメントでディスプレイ広告は甦る

【除外プレースメントでディスプレイ広告は甦る】

こんにちは、WEB広告運用担当の山本です。

「ディスプレイ広告の運用がうまくいかない」というご相談を受けることがあります。
うまくいくと数がとれる半面、「めちゃめちゃ悪くなりやすい」のがディスプレイ広告なんですよね。
悪いときだと、10万円以上使ってコンバージョンがゼロとか……。泣きたくなりますね。

でも泣いてる場合じゃありません。なんとかしなければ。

リスティングを長くやっていても、ディスプレイ広告には苦手意識を持っている人も多いと思います。
ディスプレイ広告の場合、CPAが悪くなっても「何が悪いのかわからない」ということが多いんですよね。
GoogleやYahooで検索してみれば実際に確認できるリスティングと違って、どこにどんなふうに広告表示されているのかがわかりにくいですからね。

そこで「プレースメントレポートの作成」!

広告がどのサイトに表示されたか(=プレースメント)を確認する方法は、

GDNの場合

1.ドメイン単位で確認したいとき
 [ディスプレイ ネットワーク] → [プレースメント]

2.URLごとに確認したいとき
 [詳細分析] で [表示] を [自動プレースメント]に。

YDNの場合
 [レポート] で [新規レポートを作成] → [広告配信先レポート]

これで、ディスプレイ広告がどのサイト(またはアプリ)に表示されているかがわかります。
この中から、問題のあるサイト(またはアプリ)を除外すればよいのです。

要注意のサイトは以下の2つです。

コンバージョン率が悪い

クリック率が高すぎる


なぜクリック率が高いとダメなのか?

「コンバージョン率が悪い」に関しては説明不要ですよね。
特定のサイトからの流入でコンバージョン率が悪いということは、そのサイトを利用する客層が、自社のターゲットにあっていないということ。
こういうサイトは配信先から除外したほうがいいですね。

では、なぜ「クリック率が高すぎる」と良くないのでしょうか?

あなたは、「広告をクリックするつもりはないのにクリックしてしまった」ことがありませんか?
あるでしょう。特にスマホで。
私もよくやっちゃいます。
うっとうしいですよね。急に移動する広告バナー。

Google Adsense(広告配信サービス)は「広告を誤クリックさせるようなサイトの作りはやめましょう」というガイドラインを出していますが、それでも誤クリックを誘発させようとするサイトは後を絶ちません。サイト運営者からするとクリックされるほど儲かりますからね。

自分でサイトを閲覧しているときのことを考えてみればわかると思いますが、ディスプレイ広告をクリックすることってめったにありませんよね?
ふつうの人なら、100回広告を見て、1回クリックするかどうかだと思います。
だから、リマーケティング広告なんかだと、よほどインパクトのあるクリエイティブじゃないかぎりは、クリック率は1%あればいいほう。
5%以上あるサイトに関しては、ほぼまちがいなく「誤クリックを誘導しているサイト」と思ってよいのではないでしょうか。

誤クリックですから、当然ユーザーはすぐに離脱してしまいます。
コストだけがかかってコンバージョンにはつながりません。
ですから「あまりにクリック率が高い」サイトは、除外したほうがよいでしょう。


アプリへの配信に要注意

サービスにもよると思いますが、GDNで広告配信するときは「アプリ」への配信に要注意です。
これは私見ですが、アプリへの配信ってウェブサイトに比べてクリック率が高いことが多いです。そしてコンバージョン率が悪い。
おそらく誤クリックの可能性が高いのだと思います。

また、アプリユーザーは未成年など若い人が多いので、高級商材やシニア向け商材を扱う場合もアプリは不向きです。

もちろんサービスによってはアプリへの配信に向いているものもあると思います。
ですが、アプリへの配信結果が悪い場合、もしくは自分のサービスがアプリに向いていないと思う場合は、アプリ面を丸ごと除外したほうがいいでしょう。

除外プレースメントの設定で、
adsenseformobileapps.com
を追加すれば、アプリへの広告配信を止めることができます。


まとめ

今回は、ディスプレイ広告の設定のうち、「プレースメントの除外」について説明しました。
今まで「ディスプレイ広告はいまいち成果が出ない」と思っていた方は、ぜひプレースメントごとのレポートを作成して、除外設定を入れてみてください。

無駄を削減することの積み重ねが、広告運用で成果を出すための最大の近道です。

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