在庫管理システムやチャットシステムなどEC事業者様に役立つツール、サービスをご紹介しています。

主なカテゴリ

ネットショップ構築 コラム

集客対策や最新のWebマーケティング情報など役に立つEC運営ノウハウを発信しています。EC-CUBEのカスタマイズ事例も掲載しています。

サービスに関するお問い合わせ
メールでお問い合わせ

アカウントの管理について

こんにちは、リスティング広告運用担当の山本です。

リスティング広告のアカウントっていくつ担当してますか?
広告代理店だったら複数持っていることはあたりまえですし、多い人だと数十のアカウントを見ている人もいます。自社の広告を運用しているとしても、サイトがいくつかある場合など複数担当している人も多いのではないでしょうか。

そんな人に向けた管理方法についてです。


なるべく少ないIDで管理しよう

アカウントごとに異なるIDとパスワードを使って管理している人もいるかと思います。
これはすごく非効率です。パスワードを管理するのもたいへんですし、頻繁にログアウトして、ログインして、またログアウト……というのをくりかえしていると時間をとられます。

まずYahoo!プロモーション広告の場合だと、通常のビジネスIDだと、スポンサードサーチ、YDNそれぞれ1アカウントずつしか作れません。
ですが、お問い合わせページから「アカウントの追加をお願いします」という旨を伝えると、アカウント追加の目的などを聞かれたうえで、追加してもらうことができます。
これ、意外と知らない人が多いです。

Google Adwordsは、クライアントセンター(MCC)アカウントというものを作れば、1つのIDで複数アカウントをかんたんに管理することができます。
(AdWords のクライアント センター(MCC)アカウントの作成
https://support.google.com/adwords/answer/6139186?hl=ja

Facebook広告も同様にビジネスマネージャーというツールがあります。
これは1つのIDで広告アカウントだけでなく、ページも複数管理することができます。
(ビジネスマネージャでページ、アプリ、広告アカウントを集中管理
https://www.facebook.com/business/news/JA-Business-Manager

なるべく少ないIDで管理して、余計な手間をなくしましょう。
IDが多いと、パスワードの変更もたいへんですしね。

Chromeの「ユーザー」を利用しよう

Google Chromeには「ユーザー」という機能があります。
これを使って、クライアントやサイトごとにブラウザを分けると管理しやすくなります。
ユーザーを複数作成できるので、「A社はこのユーザーで開く」「B社はこれ」と決めておくと、取り違えなどのミスが起きにくくなります。
複数のユーザーを同時に操作できるので、「Aのアカウントでログインしてる状態でBでログインしたら、Aが強制的にログアウトさせられた!」という事態を防げます。

image0226_01

ユーザーごとにアイコンを指定できるので、直感的に操作できて間違える危険性が激減します。

エディターは便利な反面……

Google、Yahoo!ともにキャンペーンエディターを使っている人が多いと思います。
手軽に編集できて便利ですよね。
ただ、手軽に編集できるということは、それだけミスも起きやすいということです。

特にAdwords Editorは複数のアカウントを同時に開けるので、

A社のデータをCSVでダウンロード
→ Excel上で編集
→ まちがえてB社のアカウントにインポートしてしまう

なんてミスが起きる可能性があります。
(私はやりかけたことがあります。アップロードする直前に気づいたので助かりましたが……)
別のアカウントのキャンペーンを貼りつけたりすると、とんでもないことになります。
十分に気を付けましょう。

さいごに

複数アカウントを管理するのに役立つ方法、注意すべき点をご紹介しました。
今回の話を参考に、最適な管理方法を見つけてください。

「かんたんに管理・運用できるようにする」
「絶対に取り違えミスを起こさない」
この2点を意識して、複数アカウントを管理しましょう。

Copyright 2004- 2024 ND&I, Inc. All rights reserved.

Pマーク